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  • 執筆者の写真匣十八

「転生・同級生」「転生・年の差」

 

※過去作振り返り、振り返りというか思い出話しというか、自分の話を自分に向けて解説してるような感じです(忘れがちなので)。


「陰翳クロニクル 夏」2019年10月31日発行 銀高小説・漫画本


「転生・同級生」あらすじ・・・万斉に付き合ってみないかと言われる高杉。断る理由もなく、なんとなく付き合いを始めてみる。しかし高杉には銀時という気になる幼馴染がいて…。


「転生・年の差」あらすじ・・・夏休みにペンションでアルバイトをすることになった高杉。そこの管理をしている男は坂田銀時という不思議な雰囲気の男で、高杉はこの男のことが気になり出す。


 

 どちらの話も、誰か一人だけ銀魂世界の記憶を持っているということを前提で書いています。分かり難くしましたが、同級生銀高の方は万斉が記憶を持っています。私の中では万斉は銀魂後半の方だけ見ると優しい人でもあるとは思うけど、意地悪なこともする人、激しい所がある人というイメージがずっとあって(真選組動乱篇)、そっちの方が今の所勝ってるもんだから、こういう役回りになってしまいました。別に銀時と高杉の邪魔をしたいというのではありません。良くない言い方ですが…自分の思い通りになるだろうと思ってやっているというか…。でも、今回の話の中ではそうならなかったので、苦笑いするしかなかった…みたいな感じ。

 肝心の銀時と高杉の気持ちなんですが…。まぁいつものお家芸的に、ハッキリとは言わないけれど深く思っているよというね…。ほんとワンパターンで申し訳ありません…。


 因みに、同級生銀高は小野塚カホリ先生の漫画「ロゴス」のオマージュというか…。漫画のネタバレになってしまいますが、生きて海に辿り着けなかった二人を思って書きました。銀時と高杉には…二人で海を見て欲しいという気持ちで…。


 年の差の方は設定としては高杉10代、銀時30代です。おぉぉ、改めて書くと…とんでもないな…。

 こちらはフリーゲーム「らせんの宿」のオマージュです。ずっと宿の中で、時間を繰り返しているというものです。最後主人公が宿から脱出するシーンが胸熱くなったゲームです。ただ、裏設定(かもしれない)の方を意識させていただきました。銀時はあの宿(ペンション)でずっと時間を繰り返し繰り返し…。

 高杉が銀時の目の前に現れるのは何度もあったんでしょうけど、これまではほとんど接触していません。深く接触すると、高杉もここから(ペンション)出られなくなるかもしれないという…。ぶっちゃけここで管理人をしている間は、生きて元気でいる高杉が見られるから、それで満足していたんでしょう…。これもまたワンパターンですが、高杉の方から踏み込むから銀時も、という感じになってしまいます。原作のイメージからなんでしょうかね。不思議です。


 本当は最後の方、暗い森で銀時に追い回される高杉という逃げゲーみたいな話だったんです。怖すぎるのでやめました。なんせ参考作品がホラゲなもので…。



 この話しもそうですが、度々出てくる異質なエピソードやストーリーは、長年書いていた創作作品等が元になっています。年の差銀高では、老夫婦のエピソードなわけですが…。こういう話がひどく浮いてしまうと分かっていても入れてしまいます。ネタの引き出しが少なくて…。



 



 


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