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  • 執筆者の写真匣十八

「心臓の囚人」

更新日:2019年11月11日

※過去作振り返り、振り返りというか思い出話しというか、自分の話を自分に向けて解説してるような感じです(忘れがちなので)。


「奇焔 陰翳クロニクル 忘却の河を渡るプラトーン」2019年8月10日発行 八高小説・漫画本


あらすじ・・・銀八が保健医と結婚するという噂が学校中に広がる。その事に対して、どう反応していいのかわからない高杉。怒っているわけでも焦るわけでも、悲しいわけでもない、そんな不安定な気持ちのまま、銀八とドライブをすることに。


 

 本のテーマが転生と忘却(二人共転生前の記憶なし)、古い歌だったんです。そういうわけでタイトルをアンジーの「心臓の囚人」からとりました。作中でもカーラジオから流れてきます。なんだか80年代90年代の雰囲気ですよね。曲が昔の曲だからという以上に、私自身の年齢がアレなので古臭い雰囲気になってしまったんです。その辺目をつぶってください、すみません。


 プラトニックというのが、実は少年に手を出したいけど、必死で我慢したんだ的な意味だみたいな話が流れてて、奇しくもタイトルがそういう感じになって苦笑いするしかないですよねぇ。シンポジウムの語源になったという言葉もホテル名として出しました。プラトンの「饗宴」ちゃんと読んだ事がないんですが、N●Kの番組でやってて、面白いなーと。今も昔もあんまり人間って変わってないなと思いました。


 内容の話をしましょう…。これはわかりやすく、銀魂のキャラクターがあて馬状態になっています。すみません。誰とはここでは言いませんが…。保健医は銀魂女子です(公式の3Zでは保健体育だった)。もう銀高(八高)を極めるためならどんな犠牲も厭わないみたいな感じになってきてるからヤバイ…。


 話自体はドライブ中の高杉と銀八の心理を描いているだけのシンプルなものです。愛とか恋なのかわからないままセックスしてる二人が、銀八の結婚の噂で関係に変化が起きる…(?)というベタな話を書いてみたかったので。でもベタとは言うけど、それだけに難しかったですよ…。いくら八高で前世の記憶がない状態とはいえ、銀時と高杉を見失わないようにするにはどうしたらいいのか、文では心理描写を誤魔化せず、苦労します。



 


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