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「やさしく、やさしく、」「お月さまほしい」

  • 執筆者の写真: 匣十八
    匣十八
  • 2019年11月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年11月11日

※過去作振り返り、振り返りというか思い出話しというか、自分の話を自分に向けて解説してるような感じです(忘れがちなので)。


「陰翳クロニクル 初」2019年1月13日発行 村塾銀高小説・漫画本


「やさしく、やさしく、」あらすじ・・・銀時と出会う前の子供の頃の高杉の元に謎の男が現れる。その男は怪我を負った白髪の浪人。怪しいという事で高杉の父が捕らえたその男に高杉は興味を持ち…。そしてほぼ同時に高杉は桂とともに、白髪の子供に出会う。どちらにも惹かれる高杉は…。


「お月さまほしい」あらすじ・・・村塾時代。風邪を引いて寝込む銀時の所へ、隻眼の男が現れる。その男はとても高杉に似ていて、銀時は不思議な気持ちになる。





 「陰翳クロニクル」という本に書いた村塾銀高小説です。改めて後から読むとやはり未熟で、同じような書き方が続いてしまったり分かり難いところもいっぱいあるし、恥ずかしいです。すみません…。


 同じテーマ・同じシーンなどを攻め視点と受け視点で分けて書くという、古の腐女子であればお馴染みの手法で描いています。上手い方はないことだと思いますが、表現に幅が無くて片側からだけ見たことを書いてるだけでは全て説明出来ないんです。そういうわけで同じシーンや設定や事象を別の人から見た視点で書くということはよくやります。

 原作が当時怒涛の展開だったというのもあり、スラスラ書けた気がします。銀時に惹かれる高杉と高杉に惹かれる銀時が書きたかった。実際にはありえない、幼い頃の銀時と大人の高杉が、幼い頃の高杉と大人の銀時が出会う、そういう状況を書いたのもそれがやりたかったため…。

 どういう理論・原理で大人の二人が子供時の二人の元へ現れたのか、細かい設定はありません。タイムリープみたいなのかもしれないし、幻覚かもしれないし、夢かもしれないし。


 わかりやすく、お互いがお互いに優しくする姿が見たいんですよ。でも個人的な見解ですが、ずっと二人共、お互いには優しかったと思いますけどね…。そのことをいつも考えてしまい、心臓が痛くなります。

 二人共、子供には優しいだろうなんて随分単純だけど。もっと複雑な気持ちが入り混じった方が読みごたえがあると思いますが、短いので単純です。

 もう一つ単純な話。発行する季節を考慮したこともありますが、寒い季節はやっぱりくっつく描写が書きやすいですね。自然に暖をとろうとして距離が近い。


 ここまで読んだら小説の方読んで無い方は勘違いするかもしれないですが、大人×子供ではないですよ。基本子銀×子高です。こっちの方は抑えられないお互いへの興味が出せたと思います。


 




 
 
 

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